放射線科

当院では診療放射線技師3名が働いています。

私達は、厚生労働大臣が定める診療放射線技師試験という「国家試験」に合格した放射線に関するエキスパートです。

「思いやり」をモットーに、診断に必要な情報を「豊富に」、「正確さ」、をもって提供することが私達の仕事です。

一般撮影

放射線(X線)を利用した検査の中で古くから行われている検査です。CTやMRIと比べて単純な検査と思われがちですが、得られる写真からは読み取る事のできる情報量が多く、現在でも広く利用されています。

当院ではCRシステムを使っています。

CRシステム(Computed Radiography System)

従来のX線写真は、スクリーン/フィルム法と呼ばれ、X線を直接、フィルムに照射して画像化するアナログシステムでした。 CRシステムではX線をイメージングプレートというX線エネルギーを蓄積する物に照射して、それにレーザーを照射することによって電気信号に変換します。その電気信号をデジタル値として処理した後、レーザープリンターでフィルムとして出力します。

CT

コンピュータ断層撮影法、Computed Tomographyの略です。これは、X線を回転させながら人体に照射して、ある横断面におけるX線吸収値(CT値)の分布を、計算に基づいて2次元として画像化させたものです。

当院ではヘリカルCTを使用しています。

ヘリカルCTの原理

X線管が被検体周囲をらせん状に連続回転しながらX線を連続照射させて、投影データを収集する方法です。X線管と検出器がガントリ内で連続回転を行い、それと同時に被検体(ベット)が体軸方向に一定速度で移動します。その結果、体を中心にして相対的なX線管のらせん状のスキャンデータが得られます。得られたデータをコンピュータで穴埋め(補間)することによってボリュームデータが得られます。

ヘリカルスキャンの利点

連続回転による撮像が可能である為、一度のスキャンで広範囲に渡って呼吸停止下に体動や呼吸によるズレの少ない画像が得られます。例えば、胸部では20回の息止めが20秒1回の息止めで検査を終了することができます。体軸方向のデータに3次元的に連続性があり、データの収集の段階では任意の断面を作成する事が可能です。

骨塩定量測定(骨密度測定)

骨組織の量を測定し、の骨に対する吸収の度合いで骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断に利用する検査です。手首に弱い2種類のX線を照射して、骨の中のカルシウム量を測定します。当院ではDEXA法を利用した機器を用いて検査しています。

MRI

磁気共鳴画像:Magnetic Resonance Imagingの略で、強い磁気(高磁場)を利用することによって、人体の組織を画像化することを言います。当院MRI装置の磁場強度は1.5T(テスラ)です。(1テスラ=10000G(ガウス)。例えば家庭用冷蔵庫の磁石は10mT(100G)の磁場を発生し、地球の磁場はさらに弱く、赤道付近では30µT(0.3G)です。北極南極の両極では70µT(0.7G)です。

原子核は陽子、電子、中性子から構成されています。この中の陽子を利用します。陽子は常に独楽(こま)の様に回転(スピン)をしていて、この回転数と同じ周波数の電磁波を与えると、そのエネルギーを吸収します(共鳴現象)。そのとき磁場が発生し、その磁場に垂直な磁場を与えると電磁誘導により電流が起こります。この電流を検出し、データを処理して画像化したものがMR画像です。体内の組織によってこの信号が違うので、CTのような画像ができるのです。

MRI検査についての注意

(患者さんや撮影部位によっても異なりますので大まかな注意です)

検査の出来ない方

ペースメーカー、磁性体(磁石にくっつくもの)が体内に埋め込まれている方、など

検査室内に持っていけないもの(外して頂くもの)

磁性体、補助装具(磁性体)、エレキバン、補聴器、ピアスなど

注意していただくもの(装置にくっついていきます)

指輪(はずれないものはOK)、湿布など

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