エコー超音波検査

最近ではよく行われるようになった超音波検査(一般にはエコー検査と呼ばれるもの)ですが、皆さんはどんな検査か御存知でしょうか?
 こういう質問をすると、「妊婦さんがよく受ける検査?」という答えが返ってくる事が多いですね。確かにその通りです。ただ、この検査、プローブと呼ばれる体に当てる部分を替えることで、例えば肝臓や胆嚢などのお腹の中にある臓器や、胸部にある心臓、また体の浅い所にある甲状腺や乳腺なども検査する事ができるんです。

どんな検査にも長所と短所があるもので、もちろんこの検査も例外ではありません。では、どんな特徴があるのか簡単にご紹介しましょう。

<長所>

  • (1)特殊な"音"を使っているため、放射線による被爆の心配がないので、赤ちゃんから老人まで幅広く利用できる。
  • (2)リアルタイムで見ているので動きや流れも確認しやすい。
  • (3)痛みを伴わない。
  • (4)食事を抜く以外、検査のための面倒な準備が必要ない。

<短所>

  • (1)空気が苦手なので、臓器の内部に空気があるもの(肺、胃や腸)の検査は不得意。
  • (2)(1)と理由は違いますが、非常に堅いもの(主に骨)も苦手です。

こんな超音波検査ですが、具体的にどんな病気がわかるでしょうか?

肝臓を例に挙げて言いますと、主なものは、癌、結石、肝炎、肝硬変、脂肪肝、血管腫、嚢胞などです。

他の臓器と違い、肝臓は悪くなっても痛み等の症状を伴わない事も多く、健康診断で病気が見つかる事も多いのです。もちろん、他の臓器でも必ずしも症状を伴なう事ばかりではないので、健診の意義が大きいのです。

現在、当院で行われているドックやリフレッシュ健診などにはこの超音波検査が組み込まれています。
 健診なんて受けた事がないという方、一度、受けにいらっしゃいませんか?

(文責)臨床検査技師、超音波検査士 佐々木 千草

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